PETER RABBIT

世界中で愛されている
『ピーターラビットのおはなし』

物語の舞台はイギリスの湖水地方。ピーターはいたずらっこなうさぎの男の子。おかあさんの言いつけを破り、マグレガーおじさんの畑に入りこんでレタスやさやいんげん、赤だいこんを食べてしまいます。マグレガーおじさんと出くわしたピーターは追いかけられ、必死に逃げまわります。果たしてピーターはどうなってしまうのでしょう。

このおはなしのきっかけは、1893年9月に作者ビアトリクス・ポターが友人の息子である5歳の少年ノエル君に宛てて書いた絵手紙でした。
後にビアトリクスはこのお話を絵本にしたいと考え1901年250部の自費出版を経て、翌1902年10月全ての絵に色を付け、フレデリック・ウォーン社から『ピーターラビットのおはなし』として刊行されます。
多くのキャラクターが登場するピーターラビットの絵本シリーズとなったこの作品は120年たった今でも世界中で読み継がれ、主人公のピーターも世界中の人々に愛され続けています。

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